我が家では新聞は読売を購読していますが、今日の朝刊の一面は、一般紙にもかかわらずまるでスポーツ新聞!!『エッ!これ報知新聞?!』と思うような紙面でしたネ!!
一面は三つの大きなスポーツニュースだけで誌面の80パーセントくらいを占めていましたが、でも、うれしいニュースもある反面、寂しいニュースも・・・・・
『ガンバ新スタジアム』・『野茂引退』・『野球オリンピック代表決定』の三つでしたが、まぁ、野球のオリンピック代表決定は置いといて(?)私的には後の二つが特に気になったのでとりあげてみます。
まず最初は何と言っても
『ガンバ新スタジアム』です!!
この記事は、たぶん大阪府全体の経済活性化にも影響か?という可能性からでしょうが、読売大阪本社発刊分では、なんと一面トップ記事でスペースも大きく、関連でスポーツ面にもかなり大きいスペースをとって詳しい記事が掲載されていました。(東京本社や他の地方での発刊分はちがうかも・・・)
私を含めてガンバ大阪のファン・サポーターにとっては待望のニュースです!!
ガンバ大阪はJリーグ発足以来J2への転落は一度も無く、ましてやここ数年はJ1優勝やナビスコカップ優勝、さらにはACL進出やA3マッチ進出などなど、常に優勝戦線に留まり続けているのは勿論、もはや“アジア・世界”も視野に入れる強豪クラブ・チームへと成長しています。
なのにもかかわらず、ホームグランドの“万博記念競技場”は残念ながら建物自体もかなり古く、収容人員も2万人少々でマックス、観客用設備・関係者用設備の両設備面でもかなりお粗末で、最新設備の整った埼玉スタジアム(レッズ)・鹿島スタジアム(アントラーズ)・神戸ホームズスタジアム(ヴィッセル)などに比べればホンマに寂しい限りです・・・・・
ましてや、同じ大阪で同様にかなり旧式だった長居陸上競技場(セレッソ)でさえ、2002年のW杯・日韓共催の時には全面改修されて最新スタジアムへと変貌しています。
故に、これから常に世界の舞台も視野に入れて戦っていくガンバ大阪にとっては、最新設備と巨大キャパシティを持つ新・ホームグランドは絶対の課題でした。
場所は、去年のジェットコースター事故以来、全面改修を予定され、現在休園中のエキスポランドの中に併設されるようで、2011年完成予定とのこと。
たぶん完成すれば遊園地と最新サッカー・スタジアム、隣にはホテルもあるので、サッカー界では初めてですが、おそらく“東京ドーム・シティ”や“福岡ドーム・シティ”のような複合アミューズメントになるのではないでしょうか??
今から2011年のオープンが楽しみです!!!
そして・・・・・
次は
『野茂引退』です・・・・・
本当に寂しい限りです・・・・・
私、今は完全にサッカーファン、ガンバ大阪ファンなのですが、実を言うと以前2004年までは、サッカーも好きで見ていましたが、ずっとプロ野球ファンでした。
2004年といえば野球ファンの方ならまだ記憶に新しく“ピン!!”と来る方もおられるとは思いますが・・・・・
そうなんです・・・・・
私、今は無き『大阪近鉄バファローズ』の25年来のファンだったんです。
昭和54年、西本幸雄監督で初のリーグ優勝をした年からのファンで、勿論、野茂クンも、今は亡き故・仰木 彬監督がドラフトで引き当てたルーキー時代からずっと見続けていました。
在籍たった5年でメジャーへ行ったときは、それまでの成績も成績だっただけにホンマ残念で残念で、『近鉄のエース』を無くしたというよりは、『日本のエース』を無くしたような気持ちになったのを覚えています。
しかしメジャーへ行ってからも野茂クンは、日本人初のメジャー・オールスター出場や2度のノーヒットノーランをはじめとして数々の記録を樹立。
2005年のデビルレイズ在籍時代には日米通産での200勝も達成!!(結果、終身通産201勝です)
『世界のエース』にまでなりました。
そしてそれは単に彼のキャリアのみに留まらず、彼が道を切り開いたおかげで移籍のシステムもいろいろ整えられ、今や日本人メジャーリーガーも当たり前になりました。
そんな彼だっただけに今回ばかりは本当の本当に残念です!!
2004年の『大阪近鉄バファローズ』球団消滅の時に、私は日本のプロ野球全体に失望してファンを辞め、私の中でのプロ野球の歴史は一区切りとなってしまいましたが、それ以来またもや日本プロ野球の歴史のひとつが幕を下ろしていく・・・・・
そんな気がしてしまいました・・・・・