キャンディ　ダイアリー

　さぁ！！ついにＷ杯アジア最終予選が開幕です！！
　　　しかしアウェイ（バーレーン）での初戦のおかげで、休日とはいえ朝３時起きはキツイです・・・・・

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★ 2010年FIFA・Ｗ杯 アジア最終予選グループＡ：第１戦 バーレーン × 日　　　本 ★
（　９月　７日　マナマ国立スタジアム（バーレーン）　　３：３０（日本時間）〜キックオフ）

　　　　　　　　　　バーレーン　　２　　×　　３　　日　　　本　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 前　半：１８分　ＭＦ：中　村(俊)(セルティ)１点
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 前　半：４４分　ＭＦ：遠　藤(Ｇ大阪)　　　　１点
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 後　半：４０分　ＭＦ：中　村(憲)(川崎Ｆ)　１点
　後　半：４２分　ＤＦ：サルマン　　　 １点
　後　半：４４分　Ｏ．Ｇ．　　　　　　　 １点

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　指揮官の岡チャン （岡田監督） の言葉通りに、選手全員も初戦から “背水の陣” を自覚して臨んだのか、試合開始から積極的に攻める姿勢の日本ペースでゲームはスタートしました。

　まずは開始１８分、バーレーン陣内で相手ＤＦとの縺れ合いからペナルティエリア正面やや右すぐ外の位置からのフリーキックを得ると、ＭＦの遠藤（Ｇ大阪）・中村（俊）（セルティック）の二人がキッカーに。　遠藤のフェイクでうまくタイミングを外してから中村（俊）が直接狙い、みごとに先制点のゴーーーーーーーーール！！！
幸先のいいスタートを切ります！！

　そしてその後は膠着状態が続き、次にゲームが動いたのは前半も終了間際の４４分でした。
またもや相手陣内での縺れ合いから、またまたペナルティエリア左横すぐ外の位置からのフリーキック得ると、今度はキッカーに遠藤が立ち、遠藤が上げたボールに中村（俊）が合わせるセットプレーでゴールを狙うと、中村（俊）の放ったシュートが相手ＤＦの手に当たり、ハンドでＰＫを獲得！！
再びＰＫのキッカーに立った遠藤は、助走のステップですでに相手キーパーのタイミングを外しつつ、そして “伝家の宝刀” 、得意の『コロコロＰＫ』で確実にゴーーーーーーーール！！！
貴重な追加点を決めて前半を折り返しました！！

　司令塔であり、中盤２本柱の二人が見事に機能し前半を折り返しましたが、後半に入って流れがやや変わり始めます・・・・・
後半は日本、バーレーン、双方の凄まじい攻め合いになり、日本も何度となく危険な場面にぶつかっては何とか守りきり、また攻め返すの繰り返し。
３２分には、相手ゴール前、ＭＦ：長谷部（ヴォルフスブルグ）のシュートが惜しくもゴール・クロスバーに、そしてそのリバウンドボールをＦＷ：田中（達）（浦和Ｒ）が再びシュートするが、これまたクロスバーに跳ね返され決まらないという惜しい場面も！！！・・・・・

　そんな中の後半４０分。　ＭＦ：松井（サンテティエンヌ）と交代で入ったＭＦ：中村（憲）（川崎Ｆ）が、相手ペナルティエリア手前のミドルレンジからうまいタイミングで放ったミドルシュートが決まり、ゴーーーーーーーール！！！
決定的な３点目が入りました！！！

　しかし・・・・・
これで決まった！！いけた！！勝った！！と思ったのは、我々ファン・サポだけではなかったようで・・・・・
時間も残り５分（ロスタイムが入って実際には８分）となり、この１点で日本メンバーの緊張感は、切れないまでも、完全に伸びきったゴム状態となってしまったのか、ここからは日本のミスのオン・パレードに・・・・・

４２分には、相手の動きに対応できなかった日本ＤＦ陣の３人（中澤（横浜ＦＭ）・闘莉王（浦和Ｒ）・内田（鹿島Ａ））がダンゴで横並びのカタマリになってしまった左脇を、相手ＤＦ：サルマンに簡単にすり抜けられシュートを決められます。
そして更には終了間際の４４分に致命的なミスが・・・・・
日本のペナルティエリア前で相手から上がった何でもないルーズなボールをＤＦ：闘莉王がヘッドで合わせてＧＫ：楢崎（名古屋Ｇ）に流そうとしたところ、楢崎はそのルーズボールを捕球しようとすでに闘莉王のスグ後ろに！！
闘莉王の出したヘディングは無人の自陣ゴール内へ・・・・・
痛恨のＯ．Ｇ．（オウン・ゴール）となってしまいました！！！
お互いの動きをアイ・コンタクトで確認出来ていない、明らかな初歩的ミスです・・・・・
しかし、その後の残り４分間は徹底的な守りにまわり、微妙な時間稼ぎもしつつ、何とか辛うじて逃げ切りました。

　試合後のインタビューでは、監督の岡チャンはじめ選手たちも一様に、勝利したにもかかわらず、まるで負けたかのように固い表情。
中村（俊）クンに至っては、『最後の （相手に与えた） ２点は余分でしたけど・・・』 の言葉が３回も出てきて・・・・・

　いろいろと思うところは多々ある試合でしたが、要は今日の問題点は単純に “気の緩み” ！！これにつきますネ！！
“集中力” の持続！！これはヤッパリ基本にして最大の課題です！！！
人間の慢心の怖さ、あらためて思い知らされました！！

次こそはもっと安心できる勝利を期待したいもんです！！！