2008.11.22 Saturday
映画の話・・・『ALWAYS 続・三丁目の夕日』 |
昨日の 『金曜ロードショー』 、皆さんははご覧になられましたか??
映画館では昨年劇場公開された 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』 。 やっぱり最高に素敵な映画ですよねぇ〜・・・・・ 前作の 『ALWAYS 三丁目の夕日』 に続く続編で、物語は、東京タワーができた翌年、昭和34年の東京の下町が舞台です。 でも東京に限らず、あんな下町の風景なら “昭和30年代” というあの時代には、日本中どこにでもごくありふれた風景だったようにも思え、私も含めて、あの頃に幼年・少年時代を送った昭和20年代〜30年代生まれの方にならすごく懐かしい匂いのした映画なんじゃないでしょうか?? 私は昭和34年生まれなので、もちろん正確に言えばこの映画の舞台の昭和33年〜34年は記憶がありません。 “じゃあいつ頃くらいから覚えてるの?” と聞かれれば、私の中の一番古い記憶というと昭和39年前後・・・つまりこの映画の時代から更に5年後の 『東京オリンピック』 の頃ぐらいからなんですが・・・・・ でもその頃でも、この映画と共通する “昭和30年代の匂い” というのは、まだまだ街中にたくさんあふれていたことを思い出します。 特に私の場合は、父親が典型的な “転勤族サラリーマン” で、ちょうどこの頃、幼稚園〜小学校時代には、この映画と同じ東京の下町に住んでいたので、余計に身近に感じるのかも知れません・・・・・ あの頃・・・・・ この映画に登場する、鈴木オートの社長(堤 真一クン)や茶川さん(吉岡 秀隆クン)みたいに、開けっぴろげで天真爛漫な大人はたくさんいましたし、子供達だって今の時代の子供達と比べれば、服装なんかはずいぶんと貧乏臭かったですけど、でも遊ぶことなら今の子供なんかよりはずっと上手だったように思います。 生活だって、“携帯電話” や “パソコン” などは勿論無かったし、電化製品だってどれを取ってみても今よりはずっと旧式で、何もかもが今よりはずっと不便でした。 それでも今から思い返してみても “あの頃” の時代が懐かしいし、誰もがもっと優しくて、みんなもっと幸せそうな顔をしていたような気がするのは私だけなんでしょうか?? あの頃に戻ってみたいと思うのは私だけなんでしょうかねぇ?? そういえば以前にも映画の話で、『地下鉄(メトロ)に乗って』 のことをここで書きましたが、あの映画も昭和30年代が最初のキーポイントです。 やっぱり最近の “昭和レトロ” を背景にした一連の映画には、私は限りない郷愁を感じずにはいられません・・・・・ ALWAYS 続・三丁目の夕日[DVD通常版] |